戦女神ZERO SOUND COLLECTION
ゲームの各場面にマッチしたBGMを収録した良サントラ。
ファンタジー的な壮大なものあり、悲劇にふさわしい旋律のものあり。
主だったBGMは戦女神1のOPテーマをアレンジしているのでシリーズものであることを実感させてくれる。クワィアは今作からBGMを担当したのにこういうところをしっかりと踏まえてくれるあたり、エウシュリー側がしっかりとしたイメージを伝えた賜物だろう。
OP「約束の剣」、ED「足跡」は単体でも秀逸だが、ゲーム本編をプレイしてからだと歌詞の意味をよりかみ締められる。とくにEDは必見、必聴。
以下駄文。
タイトル画面のBGM「運命の秤」。本編のどこかでも使われるのかな〜とか思ってたけど結局使われなかった。
この曲はとにかくタイトルがいい。「運命の秤」の「秤」は天秤のこと。
この天秤がアストライアの武器であるリブラクルースの柄の部分の天秤にあたり、さらに1章の「術たる運命の秤」、4章の「ひとつだけの秤皿」の両タイトルのネーミングに深く関わっている。秤皿がセリカとサティアを表すわけだから、秤は何を表すのか。
ここはまだ考えないと。
タイトル画面のバックの剣がリブラクルースなわけで。次回作で明かされるのかな。
最近の注目選手1
タンパベイ・レイズのグラント・バルフォア(Grant Balfour)
アスレティックスのジーグラーが無失点で有名になったけどこのバルフォアもかなりいい仕事をしている。メジャーでは珍しいオーストラリア出身選手。31試合登板で防御率1点台。奪三振がイニング数を大きく上回っているあたりをみるといずれはクローザーでもいけそう。もちろん四球数の改善が必要だが。
バルフォアと左腕のハウエルがブレイクしたおかげでウィーラーの負担を減らせるようになったし、パーシヴァルがDL入りを繰り返しても暫定クローザーの選定が今までより楽になった。今年のレイズの躍進は守備と先発投手が注目されているけどリリーフ陣の安定も大きいと思う。
昨年もオーストラリア出身のピーター・モイランがブレイクしたのは記憶に新しい。今後の活躍にも期待したい。
ここでも日本球界との格差が…
もしくはメジャーバブルか。
共存共栄をモットーにしているだけあってメジャーのドラフトは日本のそれよりもよほどクリーンだ、と思われているけど最近は代理人がドラフト指名選手にもつくようになったため少しづつおかしくなってきている。
確かにスカウトが裏金などを受け取っていた場合は厳しく罰せられる上にそういった監視体制も日本よりはるかに厳重なのでこの点は日本よりいい。
だが最近は代理人が選手の契約金釣り上げのためにあの手この手を使ってくるので資金の無いチームが有力選手の指名を回避することがある。指名しても契約金などが折り合わないため契約に至らないのだ。それならワンランク力が落ちても契約してくれる選手を指名したほうがいい。今回契約に至らなかった2球団もおそらく金額面で折り合わなかったのではないか。
この辺の話は検索すればもっと詳しいことがわかるから割愛するとして、実績のない新人に契約金6億円。この事実をどう受け取るか。
とりあえず思ったことは今全盛期のメジャーバブルだ。メジャーで通用するかも分からない福留や黒田に支払われる年俸額もそうだし、今回のドラフト選手も日本の契約金とは比べ物にならない。
(日本でも横浜の那須野選手が契約金5億円ということで話題になったが、契約当初に公表された金額は1億円だった。メジャーでは契約金や年俸を正確に公表することになっているのでおそらく偽りはない。日本は散々粗探しをしてやっと5億円。それでもメジャーに届かないのだ)
次に思ったことはこの「投資」についてだ。ここまでしなければ入団してくれないのは仕方がないとしても、年俸調停の権利を得たメジャーリーガー並みの金額を支払うことに意味があるのか?
もちろんこんな高額な投資は簡単にできるものではない。が、MLB機構の収益分配システムで金満球団の稼いだ収益が貧乏球団にも入るため、これぐらいの金額はなんとかひねり出せるのだ。
それでも、これから活躍する保証の無い、しかも場合によってはトレードやルール5でいなくなってしまうかもしれない選手にこれだけの投資をする価値はあるのだろうか。
今年は20勝できるんじゃないか。
Dバックスのブランドン・ウェブ投手が両リーグトップの18勝目
一番好きな選手。
頼むから移籍しないでDバックスの顔であり続けてくれ。
にしても、ウェブとヘイレン、ジョンソンは二ケタ勝ってるのに貯金がわずかなのはオーウィングスとゴンザレスの不調が痛いか。あと打線。
今年はC.ジャクソンが開花した感があるのにヤングが二年目のジンクスに嵌ったっぽい。
今年に懸ける選手の凄さを見た。
リーが17勝目。リーだけで貯金15なのにインディアンスが借金11なのは…
けれどもインディアンスがサバシアと違ってリーを放出しなかったのは来期はまた優勝争いに絡める、と踏んでいるからってことでいいのかな。
05,06年と2年続けて好成績を残したのに07年は大コケしただけにリーの今年に懸ける意気込みは相当なものだったはず。インディアンスには若い好投手が多く在籍しているため、放出の可能性もあった。
予想開幕ローテにも6番手として名前が挙げられるという屈辱もバネになったのだろうか。
それが今ではサバシアに変わる不動のエースなのだから恐れ入る。